2015年10月24日土曜日

新たな試み




皆様こんにちは。

大野楽器オリジナルギター「ストラトポール」ですが、
当初6本限定でしたが、
お客様の熱烈なラブコールを受け、メーカーさんの協力も得られ、
最終的には6本追加で、計12本限定となり既に完売となりました。
ありがとうございました。

第2弾は未定ではありますが、また違う仕様で考えておりますので、
今回逃してしまった方はご期待下さい。


と、「ストラトポール」のまとめ記事かぁ・・と思われるかもしれませんが、
そうではないんですよ。


この完成して間もない「ストラトポール」を
いきなりカスタムしてしまった馬鹿がおりまして・・・
そう、ワタクシの事です・・・。

先月の「秘密基地」という記事で予想されていた方も居るとは思いますが、

やはり我慢出来ずにやってしまったんです。
「オールリフィニッシュ」「レリック加工」を・・・。

リフィニッシュとは、元の塗装を剥がして色を塗り替える事で、
レリック加工とは、ジーンズなどのダメージ加工の様なもので、
あえて古く、使い込まれた感じを表現する事です。


まずはご覧になって頂きましょう。



大野楽器オリジナルギター ストラトポール レリック エイジド ブラスパウダー塗装 クラック

全体はこんな感じです。
本物のブラスパウダーを使用した塗装と、
本物の緑青(ろくしょう)のおかげで、
全体的には緑がかったゴールドに見えます。

※緑青とは・・・銅が酸化する事で生成される青緑色のサビの事です。



ストラトポール レリック エイジド ブラスパウダー塗装 クラック

ボディ裏は、木目を殺さない程度に着色をし、
1956年のレスポールゴールドトップのバックの色に
近い雰囲気にして貰いました。

もちろんクラックもビッシリです。

細かい事を言えば、個人的にはこのバックパネルの
カラーを現在付いているアイボリーではなく、
オールドギブソンに使用されているブラウンの素材で
作りたいなぁと考えておりますが、
何故かブラウンの素材が手に入らないんです。
現行のレスポールもほとんどが黒いパネルになっています。
無いとなると余計に欲しくなってしまいます・・・。
今後の課題としておきましょう。



大野楽器オリジナルギター ストラトポール レリック エイジド ブラスパウダー塗装 クラック
大野楽器オリジナルギター ストラトポール レリック エイジド ブラスパウダー塗装 クラック

ネック裏ですね。いい感じに汚いです。
これは実際に塗装を剥がし、
木地の状態に汚しを入れて、
そのままだとネックとして心配なので、
超超超極薄塗装でコーティングしております。

これで湿気などにも安心して使えますね。



大野楽器オリジナルギター ストラトポール レリック エイジド ブラスパウダー塗装 クラック


ヘッド部分です。
ロゴを温存しつつも、ギリギリまで塗装を剥がし、
リフィニッシュをしております。
黒といえども、クリアの飴色を感じます。
クラックもビッシリ入っていますね。

「どうやってクラックを入れたのか?」

特に企業秘密とかでは無いんですが、
ここでは書きません。

手品だってそうですよね。
タネや仕掛けを聞いたら
つまらないじゃないですか。。

しかも、やり方を知っても、
きっと真似をするのは難しいですよ。。

いろいろ想像して楽しんでください。



大野楽器オリジナルギター ストラトポール レリック エイジド ブラスパウダー塗装 クラック

ボディ部分のクラックと緑青と塗装剥がれ。
この緑青は緑の塗料などでは無く、本物の錆なんです。
だからこその説得力。


大野楽器オリジナルギター ストラトポール レリック エイジド ブラスパウダー塗装 クラック

金属パーツのレリック加工です。
金属パーツは単純に錆させるだけではありません。
普通に錆させると、ただの赤錆になってしまい、
錆の進行も早く、脆くなってしまいます。
したがって、ここでも特殊な加工をしております。

見た目の良さと楽器としての機能の両立。

とても大事な事ですよね。


大野楽器オリジナルギター ストラトポール レリック エイジド ブラスパウダー塗装 クラック
大野楽器オリジナルギター ストラトポール レリック エイジド ブラスパウダー塗装 クラック


ピックガード、ペグ等のプラスティックパーツのレリックです。
色焼けや、傷、汚れなどを表現していきます。

これも単純に紙ヤスリやスチールウール
などで擦っただけだと嘘っぽい仕上がりになってしまいます。

自然に仕上げるには、
想像以上の手間と時間をかけます。

大野楽器オリジナルギター ストラトポール レリック エイジド ブラスパウダー塗装 クラック大野楽器オリジナルギター ストラトポール レリック エイジド ブラスパウダー塗装 クラック





いかがでしたか?

メーカーではなかなか出来ない一段階上のレリック

美術品を製作しているかのような感覚。

正直ワタクシもここまでとは思っておりませんでした。

1950年代頃に製造され、
使い込まれたギターかと錯覚してしまいます。

時間を早送りしている感じ、ワープ感。

皆様にも是非体感して頂きたいです。

大野楽器オリジナルギター ストラトポール レリック エイジド ブラスパウダー塗装 クラック




そして、皆様に嬉しいご報告です。

この「秘密基地」工房は、

株式会社大野楽器の提携工房となりました。

既にお問い合わせを頂いておりますお客様はもちろん、
この記事をキッカケに興味を持たれたお客様も、
是非ご利用くださいませ。

また、他店様や他工房様で断られてしまった物も
ご相談下さい。全てとは言えませんが、
出来る限り対応させて頂きます。

受け付けは、大野楽器南越谷店となります。
ご来店お待ちしております。


主な作業内容は、
・塗装(リフィニッシュ、部分塗装)
・レリック加工
・木工加工
・フレット、ナット交換
・P.Uリワウンド
など・・








~お問い合わせ~
MACS大野楽器・南越谷店
埼玉県越谷市南越谷1-16-10
048-986-8686